「不動産会社に投資の相談をするな。それが不動産投資初心者の失敗の始まり」と著者の名取幸二氏は本書で述べている
やる気がある初心者はしっかり勉強して、まず不動産会社のホームページからメールや電話をする
そして不動産会社へ投資相談をする
それこそが失敗の始まりだと
不動産会社は知識も経験も豊富だが、不動産会社の目的と大家になりたい人との目的が違うことを意識しておく必要がある
不動産投資に関する相談するなら先輩大家さんにするものである
そこでこの本書だ
本書こそが初心者のまず相談すべき先輩大家さんなのだと俺は思った
今回は2019年9月に発行した「普通のサラリーマンが実現させた(毎年)年収1000万円の不動産投資」を読了したので俺なりに理解したことを簡単に要約していく
発行が比較的最近であることもあり、内容としては2023年7月現在も十分生かせる情報であると考えられる
ズバリ初心者におすすめしたい投資条件
著者のように資金なし、属性もよくない、相続もなし、ということであれば、以下のような投資条件をお勧めするとある
1.築浅(10年~20年以内)の中古物件
2.1棟もの(住居のみで駐車場付き)
3.構造:RC造
4.実施利回りは10%以上
5.エリアは地元から隣県まで
普通のサラリーマンが実現させた毎年年収1000万円の不動産投資
完全にこれと言い切っている
まぁ本書の冒頭に「1棟マンションへの投資に特化して」と前置きしているので、戸建てなどは出てこないことには注意する必要があるのだけど、これも一つの先輩大家さんの提言であると
著者は、25年間サラリーマンをして、2019年にサラリーマンを辞めている
35歳から不動産投資に目覚めて、現在に至るまで13年間不動産投資を行っているとのこと
不動産投資実績として、RCマンション10棟206室、投資総額8億円、家賃収入1億円オーバーとのこと
おそるべき・・・としかいいようがない
普通のサラリーマンに共感
さらに著者に共感できるのは10年間は単なるサラリーマンをやっていたということ
それはまさに俺の状況に近い
ある程度会社組織になじんでくるといろいろ見えてくる、会社の出世の状況、この先どうなるかどうか、当然給料においても大体わかる
俺はこれで終わるのか・・・?
と何か変えないことには、まだまだ人生は続くのだぞと、本当にこれでいいのか?
仮に管理職になって、いわゆる偉くなって、いろんなところで頼りにされても忙しく過ごすうちに時間は経過し、気づいた時には何のとりえもないまま、定年を迎える
年金を受け取りながら、シニア雇用を探す
なぜ不動産投資を始めたいのか?
著者は経済的&時間的自由がただほしかったという
お金と自由を得て、今までできなかった親孝行など、、、
お金持ちになるために何をどのようにしていいのかわからず、悶々とする日々に本屋で出会った不動産投資の本
なんだろうこのシンクロ感
俺の場合は、1冊の本で不動産投資に再会という感じだ
その本のことはこちらで記事にした
初めて物件を買う
不動産投資の初心者がこのまま勉強を続け、行動をとっていくと必ずぶち当たる壁が
初めて物件を買うぞ!ということ
じゃぁ具体的にはどうやって買うのか?を7つの基本ルールということで紹介されている
- 目標を設定する
- 物件購入までの大きな流れ
- 数値化する
- 銀行に関する情報収集
- 物件上収集と物件選び
- いつでも不変の法則
- 購入が9割を決める
家族に反対された時の対処法
目標設定方法は本書を参考にしていただくこととして
ここでは特に家族に反対されたら・・・ということで紹介されていた方法を本書で紹介されていたの紹介する
- 投資は家族のことを考えた判断
- 夫婦で一緒に活動してみる
- 易しい不動産投資の本を読んでもらう
我が家の場合だが、ある程度口では何とでも言えるんだが、説得を試みた結果、一緒に動くやら本を読んでくれるかというと現状は何も動いてくれない状況
つまり、このどれも有効な手段ではない・・・残念!
こちらについては各々考えるべきところであろうか、はたまたほかの書籍やら人の話を聞ければ参考にしたい
今、できることとしてこうやって不動産投資の勉強をするなどの姿を見せることで時間をかけて少しずつ理解してもらうことではないかと考えている
億の壁を乗り越える
1億円と聞くと、到底自分の扱う金額ではない、別の世界のような数字だと思う
しかし、不動産投資を本気でやるなら必ずこの1億円という壁を越えていく必要があるという
1億円は怖いものだが、なぜか300万円のマイカーローン、3000万円の住宅ローンは何故かあまり怖くはないですか?
なぜ怖くはないと感じるのか
それは「なんとかなる」「自分の給料で何とか払える」と思えるからと著者は述べている
であれば、不動産投資も同じではないかという
家賃収入 ー 経費 ー 銀行返済 = キャッシュフロー
という計算が成り立っていれば、なんとか払えると
理想論だという人もいるかもしれないが、ここにいろいろ工夫を足して、つまりいろいろストレス(負荷)をかけて、悲観的に見積もっても大丈夫というところまでもっていく
そうすると「なんとかなる!」までいける
確かにそうだと思った
具体的なストレス(負荷)には空室率15%を見積もっておくこと
また経費についても各種さまざまあるが満室家賃収入の25%とする、金利が上昇した時を想定するなどがある
ともかくこのあたりを数値化することで不安をなるべく払しょくし、具体的に行動することがお金持ちへの一歩ということ
物件を安く買うことこそが最強
不動産投資は、物件を購入した時の条件で勝敗の9割が決まるという著者
これについてはこれまで読んできた本にも書いてあった
インターネットでのサイトでの物件情報の週だけにとどまらず、実際に自分の足で不動産会社の物件情報を収集したもの
表面的な情報に振り回されずにちゃんと自分で計算して、最終的にはしっかり指値で値下げ交渉
これらを成功させて初めて物件購入に至る
そして、この購入の行為こそが不動産投資のほとんどではないかと思えてくる
そういう意味では初心者としては、はじめの第一歩のハードルはより一層高いと感じてしまう
恐れおののくなかれ・・・!!
勇気を振り絞れ!あきらめるな!まだまだ発展途上だ!怖さは知識不足、行動不足の表れととらえよ!
という感じでしょうか
というわけでまとめ
今回は、「普通のサラリーマンが実現させた(毎年)年収1000万円の不動産投資」を簡単に俺なりに要約してみた
不動産投資に関する本を読んでみているが、投資スタイルについては各々著者によってありそうで、これが正解というものはわからない
しかし、全体的に目標設定であるとか、キャッシュフローの計算、物件情報の収集、融資の受け方、購入後のもろもろなどざっくりは同じことが言われていると感じている
本書では初心者が全体の流れや大事なところの抑え方などが丁寧に説明されており、読みやすい分量となっていることもありおすすめできる
この記事は一部引用したり、紹介してきたがまだまだ参考なるところもあるので気になった方はぜひ下のリンクからアマゾンや楽天で購入を検討してみてはどうでしょうか!!
では
なおば
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