「ドラクエシリーズをやってきたけど、まだドラクエ11Sをやっていないくて、買おうか悩んでいる」
「ドラクエ11Sは神ゲーとか言われているけど、本当に面白いの?」
ドラクエ11S(ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S)が発売されて2年半ほど経って、やっと俺もSwitchでやりました!
気にはなっていたけど、なかなかできなかったけど今回やっとクリアしたので
110時間かけてクリアした感想、俺なりのレビューをネタバレなしでしたいと思う
今回は、ドラクエ11Sを買おうか悩んでいる人に買いたいな、やってみたいなって思うような未プレイの人に向けてドラクエ11Sを全力で紹介し、おすすめしたい
総評
とても面白かった、ドラクエ最高!
未プレイの人はぜひ買ってプレイしてほしい!
一言で言えば、100時間かけてドラクエの世界観で小説を読んでいるような気分になった
つまり、前評判通りストーリーが良かった
俺らみたいなおっさんは小学生の時にドラクエに夢中だったよな
あの頃の懐かしい気持ちをもってこのドラクエ11Sをすると
きっとだまされたって思う
単にストーリーだけが面白いって言っても、ゲームとしてもかなり作りこまれていて躍動感あるキャラクターとその仕草、実際にそこにいるような昔ながらのドラクエに登場するモンスターたち
昔からドラクエを知っているおっさんたち、ライトなゲーマーたちからヘビーなゲーマーたちがついはまってしまうような要素をこれでもかというほどたくさんに盛り込んだゲームとなっている
Switchを持ってて、まだドラクエ11Sが未プレイならぜひぜひおすすめしたい
俺もみんなと同様ドラクエの中で最高傑作だと思った
良かったところ
ストーリー
冒頭からドラマチックな動画でこのドラクエのストーリーが始まる
よく言われている通り、過去作の「ロト」を題材にしている通り、わかりやすい話で進んでいく話
ただ、勇者なのにいきなり「悪魔の子」呼ばわりからスタートする時点で
気になる展開
実はこのあとも大人が見ていても飽きない
どんどん展開していくストーリーが本当に爽快
まさにSF小説でも読んでいるがごとく、ストーリーが二転三転し運命に翻弄される勇者たち
これは本当に小学生でわかる話なのだろうか?と心配になるほど大人がやっていてちょうどいいくらいの内容になっている
ちなみにドラクエのおなじみの「ぱふぱふ」はあるよ
これはどうやって子供に説明すればいいのかな?
ちょうど小説のように例えたけれど、「キャラクターボイス」が本当にいい仕事をしている
キャラクターボイスはボタンを押すことで飛ばすこともできるけど、俺はあえてそれをせずちゃんと聞き入った
そうすることでこのドラクエの世界に没入できた
その際、キャラクターが行う仕草も機械的じゃなくて人間が行う動作そのもの
ストーリーに、オーケストラ音楽、キャラクターボイスに仕草など見ているだけでも価値のあるゲームだった
キャラ設定
次に全く一人も無駄にならない、キャラ被りもないキャラクターについてよかったと言いたい
いわゆる一人一人がキャラ立ちしており、ストーリー上も重要な役割を持つキャラばかりで
戦闘でも、スキルパネルっていうシステムで好きな装備、魔法から覚えていくことができる
魔法使いだからと言って魔法ばかりではなくて攻撃に振ることもある程度できる
しかもスキルパネルはやり直しが簡単にできるので、微妙だなーって思ったらいつでもやり直せる
だから思い切ってどんどんやってみることができた
俺もほぼ全キャラ、いろいろやり直しながら進めて自分なりの最適解みたいなのを見つけながら進めた
ちなみに攻略サイトは本当の最後以外見ていないで進めた
面倒なレベル上げはほぼしない
RPGといえばレベル上げがしんどいなぁー、めんどいなぁーと感じる人もいるだろう
ドラクエ11Sはレベル上げについては完全ストレスフリー
ストーリーを普通に進めている程度でボス戦を楽しめる程度にレベルが上がっている
楽しめる程度であって、「きつかったー」と思える時もある
そのちょうどいいバランス調整がさすがスクエニ!
だから、ちょっとこいつ経験値多いなと思う敵が現れたら、少しだけレベル上げて進むってやっていくとまじでストーリーが止まらない程度にどんどんとキャラクターが成長していく
しかも、レベルも後半、ラスボスが近いくらいになってもレベルはサクサク上がる楽しさが気持ちよかった
ストーリー中心にこのあたりが調整されているという感じ
用意されたやりこみ要素
特に俺がやりこんだやりこみ要素としては、キャラクター育成の部分
ストーリーだけをクリアするだけならそれほど必要がないけれど
いかに少ない手数で、効率よく相手を倒すかなどを考えるシーンが出てくる
そうなってきた場合に、いろいろと考えることが出てくる
スキルパネルシステム
レベルが上がるとスキルポイントをゲットして、各キャラクターごとに用意されたスキルパネルを好き得るポイントを消費してパネルをひっくり返して、好きなスキルやらパッシブスキルを開放していくシステム
勇者で言えば、片手剣や両手剣の物理攻撃役として成長させるか、勇者特有の魔法や技を先に習得するか選択を迫られる
悩んで、スキルポイントがたまっていって、何も取らずに敵と戦っているなんてこともあった
でもキャンセルもできるのでどんどんいろんなものをチャレンジして取っていけばいいよ
ふしぎな鍛冶で装備を強くする
ふしぎな鍛冶では世界で集まる材料を使って、装備品を+1~+3まで強くすることができるシステム
ドラクエ11Sにはやりこまないと倒せないボスもいたりする
そのボスにいかにして勝つか
そうすると、キャラクターの育成を考えるわけだけど、一つが装備だね
勝つための装備品をゲットして、それらをふしぎな鍛冶で最高まで強くする
それを全キャラクター分、上から下まで全装備品について行うのはなかなか根気が必要だった
これについてはレベル上げよりもずいぶんと時間がかかったところ
装備品をふしぎな鍛冶で強くするといっても単に守備力が強くだけでなく、炎属性〇%削減みたいな、〇%が10%ずつ向上したりするように、ダメージ減少にかなり貢献したりする
ふしぎな鍛冶は案外侮れない性能があるなと途中で気づいた
十分なボリューム
結果的に110時間プレイした
前評判では60~70時間でクリアできると知っていたけれど
もともとじっくりやりたい派で、ダンジョンも隅から隅まで、初めて訪れる街も隅から隅まで見て歩くし
キャラクターボイスも飛ばさずに聞いたり、レベル上げしながら進んでいったのもあって
結果的に全キャラ99レベルとかになったけど、このくらいのプレイ時間で本当に十分に遊べた
ここから先は実はまだやれていないコンテンツがないわけではないけど
かなりヘビーユーザーのゾーン
もともとライトなユーザーならかなり多いボリュームに感じるはず
特に新価格版で購入したので値段を考えるとかなりのコスパ!!
未プレイはもったいない!
『ドラゴンクエストXI S』新価格版
<価格>
5,478円(税込)
<内容物>
●ゲーム本編
●ボイスドラマ(全10話)
●日本語/英語ボイス切り替え機能
●冒険おたすけセット!!
①トロデーン王国セット(見た目が変わる主人公専用装備)
②うりぼうセット(見た目が変わるベロニカ専用装備)
③ハッピー冒険セット(きせきのしずく×5、スキルのたね×5)
※収録内容は「ドラゴンクエストXI S ゴージャス版」と同様の内容となります。
※「新価格版」登場に伴い、特典が付いていない「通常版」は販売終了となります。
※DLCは引き続き単体で購入可能です。
惜しかったところ
ここからはちょっと惜しかったところ
ほとんど完璧なゲームなのでここまでで十分に購入の価値ありと思ってもらえたと思うし
ここからの惜しかったところを踏まえても、まずは購入してやるのが正しい道というもの
惜しかった点は購入をためらうほどではないということを予め言っておきたい
勇者の名前は呼んでくれない
勇者に名前を最初に与えるけれど、これについては残念ながらキャラクターボイスでは再生されません
つまり、勇者の名前は呼ばれることはありません
キャラクターボイスになれてなかった当初は残念に感じたのですが
まぁ当たり前といえば、当たり前なので仕方がないとすぐに割り切れますよ
いつも「字幕には俺の名前あるのによ・・・たまには呼んでくれよ!!」と思い続けた
オープンワールド風
広大なドラクエワールド、世界が広がっている!!!
とはいえ、行くところはストーリー上はほぼ決まっており、オープンワールド風であって
見えない壁、見える壁に囲まれているので
オープンワールドだと思うとしんどいぞ
ここは割り切って過去作のドラクエ同様、ほぼほぼ一本道のストーリーをぎゅっと楽しもう
実際に紙の小説を読んで、好きなところから読むって小説ってないじゃない?
前から後ろに向かって読むようにストーリーっていうのは完璧であればあるほどある程度一本道なので
別に悪いものじゃないですよ
ただ、ここをジャンプして超えたい!ってところが行けたり、行けなかったりするとちょっと残念だった、そのくらいよ
ゲーム性がやや乏しい
これもストーリーが面白い!の裏返しかもしれない
ちょっとそこまで頭を使わなくても敵に勝ててしまう、レベルさえ上がっておけば勝ててしまうという
勝てるか!?勝てないか!?をそこまで迫られることがないので、大部分のストーリー展開中はストーリーが楽しめる反面、装備品を強くしないとストーリーが進まないということはほとんどなかった
装備品へのやりこみはほとんどラスト
もともと戦略性を競うゲームではないので、これまで通りのドラクエを期待している人にとっては
的外れではないので安心してほしい
過去作品との関係性が多い
サブタイトルでもある「過ぎ去りし時を求めて」と重ねるように
過去作品との関係性が深い
過去作のドラクエをやってきた人にとっては懐かしさもありいいところでもあり
3Dと2Dを切り替えられることにも見られるように、2Dで過去作の世界に戻ることができる
過去作に戻ると、音楽も過去作のものが流れて、過去のドラクエシリーズを遊んだことある人は懐かしい音楽も流れ、子どものころを思い出した
一方で、過去作を知らない人や「過去作についての寄り道には興味がないんだけど~」という人にとっては一つの大きな枠を取られた感もある
私も過去作は遊んでいた口だけど、細かいことを覚えているわけではないので
音楽は良いんだけど、結局不便な2Dでお使いサブクエストをしている感があった
なので3Dですべて完結できるようにしておいてほしかったなぁという印象
2Dの世界に行く前に教会でなぜかお祈りを毎回させられたのが少し面倒だった
というわけでまとめ
今回は実はこのブログ始まって初めてのゲームレビューを行ってみた
初回はつい先日全クリしたドラクエ11S(ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S)についてクリア後レビューを行った
このゲームはSwitchをもっているすべての人に是非プレイしてもらいたいゲームだと思う
特に俺と同じように過去ドラクエシリーズをやっているおっさんならきっとその出来に感動すると思う
プレイ時はぜひキャラクターボイスは飛ばさず、ドラクエの世界感に没入しながら
小説でも読むような気持でのめりこんでほしい!
また、今はファイアーエムブレム風花雪月をプレイし始めたので、またゲームレビューを書きたい
なおば
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