うちの小学4年生のチームのプレーを見ていると、球際が弱いのよ。
特に息子がw
球際ってのは、例えば転がったボールの取り合いとか、1対1の守備時のボールの奪うシーンなどね
やっぱここを強化したい!って俺は思う
そうすると、チーム全体でマイボールになる可能性が上がって、結果的に試合を制することができる!!
と信じているのだ
今回はこの球際を強くする練習メニューを考えた
球際が弱いのよ
ここぞっときね、相手コートの高い位置でボールを奪えば得点チャンスが作れたなぁとか
こちらのディフェンスライン付近でのルーズボールの奪い合いで負けて、大ピンチになるとか
中央付近の人がごちゃついたところでのボールの奪い合いに負けて、相手選手の中央突破とかいうことが起きたりとか
つまり球際ってところで負けて、マイボールにできるところもできないってことが起きている
なぜ球際が弱いのか
どうやらスマートにサッカーする意識があるせいか、相手が体を寄せてくるプレーになれていないというか
ビビッて対峙できていない、んでそのままボールを奪われていくのをどうしようもなく見てしまう
まさか、サッカーで体をそんなに強く当ててるか?とか
当たって奪い取るということがまだ普通でないと思っているから仕方がない
俺もサッカーコーチを初めてプロのサッカーを見たり、高レベルなサッカーを見ると、かなり激しいものだなぁと感じた
小学4年生なので、まだボールをただ追いかけていた小学3年生までのノリがあるのかもしれないけど
天然で体を当たってボールを奪いとるようなうまい選手も多くなってきて、ただただ奪われていくシーンが多くなってきたなぁと感じる
結果的にマイボールにできず、相手の思いのままに試合を支配されるってことだな
どうすればいいのか
球際を強くする!!!
そ、そうなんだよ。具体的には大きくは2点のポイントがあると思う
- 体を当てるということに慣れる(チャージングを学ぶ)
- ボールの奪い方(体を入れて相手をブロックしてボールを奪ってマイボールにする)
球際での最終目標はマイボールにすること
マイボールになれば試合を支配することにかなり貢献できる、得点を決めなくてもね!
トップ(フォワード)のポジションの選手が得点を決める以外でもMF(ミッドフィルダー)、DF(ディフェンダー)の選手でもこの能力が高ければ、カタールW杯のボランチを務めた遠藤選手のように評価されるやろう
遠藤選手は得点こそ決めていないけど、1対1の守備での勝率がかなり高いとのこと
つまり相手からボールを回収する役割として機能しているので、ディフェンスラインまでいくことなく比較的高い位置でマイボールにして攻撃に転じることができるわけだよね。
つまり、有利に試合を進められるわけだな
どんな練習をするのか
まずは、基本形を理解するための練習
そのあとに人を実際に入れたシチュエーションでの練習
そのあと実戦形式の練習という流れ
今回の練習は基本なので実際には複数人形式の練習でも、どんな場面でも使えるので基礎練習+αとして利用するのがよさそう
チャージングの基本練習
チャージングは肩と肩をあてるプレー、タックルって言い方もあっているのかな
サッカーでは肩と肩を当てることはファールじゃない
相手と競っているときにはチャージングが有効
無論、相手の背中を狙ったような後ろからのチャージング(タックル)はファールだぜ
練習方法
二人一組になって、「せーの」などの合図で肩と肩をぶつけ合う
コーチングのポイントや重要なところ
- 意外と強い当たりであることを体感
- どうすれば相手に勝てるチャージングになるか
- 低い重心
- 下から上に突き上げるように
- 相手を変えたり、競争させると楽しい
二人一組でボールのキープ
ボールを地面において、オフェンスが相手にボールを触らせないようにキープする。ディフェンスは相手の背中側からボールを奪う
たぶんよくある練習
練習方法
二人一組で地面にボールを置いて、オフェンス役とディフェンス役を決めて、オフェンスはボールに触れないで体でキープする。
ディフェンスはボールに触れたら勝ち
コーチングのポイントや重要なところ
- キープ側は腕を使って、相手をブロックし続ける
- キープ側は相手がいろんな動きでかわしてボールに触れようとすることを予測してキープする
- キープ側は後ろに体重を乗せすぎず、半身で動きやすいようにブロックする
- ディフェンス側は相手のブロックをかわしてボールを狙う
- ディフェンス側は股や足の脇から足を出すなど積極的にボールを狙う
ルーズボールからの1対1
1対1(AとBとする)を行い、ルーズボールを作り・パスを受ける役1名(Cとする)で行う
CはコーチでもOK
練習方法
スタートするラインをマーカーなどで作る
1対1を行うAとBの間にCが立ち、Cがボールをゴロで転がしルーズボールを作る
ボールが蹴られたらAとBがスタートし、ボールの奪い合いを行い、マイボールにしたものが
オフェンスとなり、Cにパスを返せば勝ち、パスがうまくつながらなければ負け
マイボールにしてパスが成功するところまでが必要となる練習であり、必然と目線をあげてプレーすることも必要になる
体を入れるときのポイント
よく「体を入れる」というが、具体的なポイントが多いけど
- そもそも体を入れる先は、「相手」と「ボール」の間であり、「ボール」には向かわない
- 「相手」と「ボール」は動いているので、少し先を予測して体を入れるイメージ
- 相手がボールに向かうのをブロックする。ボールから離れているとファールになるので注意
- 体を入れる際は、腕をきっかけにする
- 腕は広げて肘から向こう側で相手の胸のあたりを抑えることで相手が自分の前の空間に入れないようにする
- 手(腕)をきっかけに腰(おしり)を入れる
- 上体はあげる
コーチングのポイントや重要なところ
- 相手と走りが競った場合は、チャージングも選択肢
- 相手より早くボールに触れそうな場合、ボール近くで相手を背中でブロックしてマイボールにする
- 相手よりあとにボールに触れそうな場合で、相手がブロックに来た場合は横や後ろにかわす
- 相手よりあとにボールに触れそうな場合で、相手がボールにタッチした瞬間に相手とボールの間に体を入れてマイボールにする
- マイボールした後にパスをすること選択するために視線をあげておく(ルックアップ)
というわけでまとめ
今回は、サッカーにおける球際の練習を考えて、紹介してみたよ
球際にはこういった技術もあり、可能なら体幹を鍛えるような筋トレ、例えばスクワッドなども有効と思う
いわゆるインテンシティと呼ばれる、運動の激しさも球際の強さとなる
これは気持ちの面が強いね、コーチとしては子供たちの気持ちを試合に向けてうまく高めるって要素も球際に影響することは覚えておきたい
変な癖をつけてファールばかりなる前に基本的な技術は身に着けたいね
じゃやっていきましょっ
なおば
スポ少に疲れてしまったら少し月謝は掛かるけどこんなのものあり
リベルタサッカースクールリベルタサッカースクールは全国約1,500箇所、約20,000人のお子様が通うサッカースクールで、定期的な指導研修を受講した指導員による指導でサッカーの技術向上、運動能力の向上をめざしているとのこと
責任を持ったプロ正社員・チームによっては父母会が結成されており、保護者間の関係が非常に濃厚な場合もあるが、リベルタサッカースクールでは、お茶くみ当番や祝勝会などの保護者様の負担となるようなことは一切なし
スポ少のほかによい選択肢はないかってんならリベルタもありだな
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