ついにスポ少のコーチ辞めました
率直に肩の荷が下りて、楽になったという印象
そもそもボランティアということもあるので気張ったら気張った分だけ給料のような収入があがるようなことはなく、当然ね
自分の息子だとか、所属するチームがうまくなったり、強くなったり、チームへ貢献しているという貢献感であるとかのためにやっているわけだ
お金も大事だけど、それって人間が、人が何か行動する動機付けに直結するようなものだよね
こういう気持ちとか目には見えない部分
だから辞めた今、いい意味でも悪い意味でも心に穴が開いた気持ちになっているところがある
「もう教えなくてもいいんだ」
「あーあいつのこのミスはこういう練習なら直るかも?」
「今はこのポジションだけど、今回のトレマではこっちでこういう指導してやってみよう」
とかそういうところに自分のリソースを振らなくていいっていうのはすごい回転してた頭が空いた感じ
いつも読めるところにっておいていたサッカー関連の本も、部屋の片づけの時に
「これもう読む必要ないか、片付けよ」
とか思って、なんか切なくもなった
気持ちの整理もかねて、ここでまとめようと思う
スポ少サッカーコーチをやってよかったこと
総じて、やはりコーチをやってよかったと思う
もし、これからスポ少のサッカーのコーチをやってみたいなと悩んでいるなら参考にし、いろいろ大変だけどやってみるのもありだと思う
理由は3つにまとめてみた
子どもたちを成長させるのは指示じゃなくて声掛け
子どもたちを成長させるのは指示じゃなくて、声掛けをすることであるとわかった
指示では子供は成長しない
40代は子育てしている世代であり、子育ての難しさはわかっているつもり
特に父親がどのように子どもに向き合うのか、どう接すればいいのか
物心ついた小学生というのは結構知識もあって、反抗もしてくる
だからちゃんとした筋を通さないといけない
ある意味ちゃんとした人として接することも可能がゆえに、つい「指示」を出してしまう
「こうしろ」「こうしたほうがいい」
なんてね
「こうしろ」なんて高圧的には言わないって人も後者の「こうしたほういいんじゃないの?」的な発言は多いのではないか
ニュアンスがやんわりしているけど、本質は前者の「こうしろ」とさして変わらないと思う
つまり、ほぼそれは「指示」だなと思う
ケースバイケースだろうし「こうしたほういいんじゃないの?」的なものがすべて悪いわけじゃない
そうじゃなくて、具体的に選択をするのは子どもであって
選択肢の提示、考え方の提示をするのが大人、コーチの役目であるというのが分かった
子供たちと大人の違いはまさにここにあると思う
選択肢の提示、考え方の提示
大人は生きてきた年数が多く、多くの経験があるから、ありとあらゆる選択肢を知ってて、選ぶ上での判断基準を持っている
だけど子供はもっていない
少なくても小学生の子どもたちはそんなに持っていない
サッカーもまさにそうで
よく言われることだが「よく考えろよ!」とか「考えて動けよ」とか大きい声で言うコーチがいる
ここだけ切り取ると「それは違う」と怒られそうだが、いったんここではここだけ切り取って言えば
そもそも考えろというのは何と何を選べて、どう選べたのか?
それを今試合をやっている子どもたちにその言葉を言うまでにそのコーチは本当に指導してきたのかとふと思うときがある
サッカーはルールがある伝統あるスポーツなので、一定の条件下では定石なるものはある
だから、こういう状況ではどう動くか、どうボールを運ぶか、ある程度選択肢があるもの
その選択肢の中からどうあれば、どれを選ぶほうがよいのか、勝つ確率が上がるのか
それをわかりやすい言葉で教え、ここではティーチング
そして、ミニゲームやトレーニングマッチでコーチングで思い出させながら実際のプレーと判断を反復
これで覚えた!できた!となる
そして、それが達成感であり、「楽しい!」という気持ちである
この達成感、「楽しい!」という気持ちの連続がサッカーが上手になる決め手だと思う
よく「楽しければいい」という風潮もある
誤解しないでほしいが、それは大事だ
ただ、ふざけたり、わちゃわちゃして楽しいというのはサッカーが楽しいというのとは若干違うと思う
やはり「サッカーが楽しい!」というのは難しいことができて、楽しいわけで、人とふざけて群れて楽しいとは違う、そこを時々勘違いしているような人がいると感じる
人に尽くすという感覚が分かった
社会に出て、ボランティアという形でこうがっつりやったのは初めての経験
今までに、自治会の役員を1年とか自治会のごみ拾いなどの活動の経験はあったけど
今回は2年半にも及ぶ期間でボランティアをしたのは初めての経験
本業でも当然、給料というお金をもらい、また副業うまくいかないかなーとかいって活動したり、投資を勉強したりと
いずれにしても自分の身に降りかかる当面のお金に関しては動いてきたわけだが
お金が絡まない、何なら出費がかさむボランティア活動などにこれまで身を投じたことがない
そうすると、「お金のためだから」とかいう言い訳は成立しない世界
スポ少のコーチはおそらくだいたいの人はなんとなく始めている
俺もその一人だけど
困った問題に出会ったときに「なんで俺こんなことやってんだ・・・?」
ってほぼ必ずなっていた
その自問自答の行き着くのはやっぱり自分の子どものためであったり、教え子の子どもたちが一生懸命、楽しくサッカーできるようにすること
それをやってんだと
そして、困った問題というのは人間関係がらみで厄介なものだけど、やはり発生頻度はまぁまぁあって
そのたびに、「自分の子どもや教え子の子どもたちが一生懸命、楽しくサッカーできるようにすること」と思ってやってきた
ちょっと前が見えなくなって、もろもろ判断が間違ったところもあるの反省だけどね
まぁちょっときれいごと感あるかな、本当は自分もサッカーを教えていくのが楽しかったってのもある
そういうエゴもあるといえばある
運動習慣が身に付いた(痩せた)
コーチを始めたときから14キロほど痩せたかな
普段から子どもたちジャージを着て活動するようになると
自然と運動習慣が身に付いた
ほかに多少の食事制限とか筋トレとかジョギングとか
そういうのがうまくかみ合った結果ではあるけど、まぁ痩せた!
ただコーチをやってても相も変わらずおなかの大きい人はいるし、特に体形は変わらないので
おそらく体感として、「コーチをやる=痩せる」の図式はあまり成り立っていない・・・すいません
スポ小サッカーコーチを辞めてよかったこと
冒頭にも書いたけど「時間があいたこと」、そして、「うちの息子に羽ばたくチャンスができたこと」
時間が空いたこと
これまで土日、祝日は物理的に体をコーチのために使われるし、平日も普段から練習メニューやら試合のことやらを調整したり、考えたり、本やYoutubeやらで勉強した
だけど、それら全部なくなった!
まじでリソースの50%くらい空いた
これからしたいと思うことは
- 庭の整備、ガーデニング
- 家の片づけ
- DIY
- 車の掃除
- 家族のお出かけ計画
- 下の子の習い事の送迎
ガーデニングなんてコーチをやりながらできない!やっていたけど、まじで庭は荒れ放題
投げ出したDIY
これらをちょっとずつやり直していこうと思う
人の庭を見て、荒れていると「あの人、今心ここにあらずだな」とか勝手に思っていたけど、自分を見るとまさにそう
きれいなお庭をめざして、整備を開始していく
うちの息子に羽ばたくチャンスができたこと
意味わからない見出しだなー「うちの息子に羽ばたくチャンスができたこと」
俺がコーチであったことで、スポ少でも家でもコーチが切り替えられない時が結構あった
つい細かく見て、言ってしまう
上で言う指示もたくさんあったと思うし、身内にはつい距離が近すぎて、距離がとりにくい
「あいつも考えている、そのうち成長するさ」ってどんと構えることがなぜかうまくいかない
人の子ならそういえてもね、なぜか自分の子にはうまくいかない
コーチをやってて、自分の子に対する対応が何気にかなり難しかった
「俺がコーチじゃなかったら・・・・もっとうまくなったんじゃないか?」と思う日々
もともとサッカー経験者じゃなかったので、その分勉強で補ったつもりだけど
やはり経験者に勝つことも難しい
だから息子はもっと他のコーチのもとでやったほうがサッカーがうまくなるのではないかといつも思っていた
そういう意味で、コーチを辞めて、子どもはようやく他のコーチのもとで教えてもらえる状況になった
俺自身の時間も空いたこともうれしいが、何気にこれもかなりうれしい
俺が彼の成長を邪魔していたんじゃないかという疑念がとりあえずなくなった
新しい環境でうまくいくとも限らないけど、そこはコーチで培ったコーチングの力を使いながら父親として見守っていきたい
というわけでまとめ
長くなったけど、ついにスポ少サッカーチームのコーチをやめたって話
色々と反省すべきこと、後悔ってのがないわけじゃないけど
全体的にはやめて良かったと今は思っている
よかったことは自分の時間が大きく確保できたこと、そしてそれ以上に息子がよりサッカー選手として大きく伸びる可能性をもてたこと
だけど、もしこれからコーチがやるという人は思い切ってチャンレンジして、ダメだったらダメでもいい
やり切ってから反省して次に進めばいい!
今日は終わり
なおば
スポ少に疲れてしまったら少し月謝は掛かるけどこんなのものあり
リベルタサッカースクールリベルタサッカースクールは全国約1,500箇所、約20,000人のお子様が通うサッカースクールで、定期的な指導研修を受講した指導員による指導でサッカーの技術向上、運動能力の向上をめざしているとのこと
責任を持ったプロ正社員・チームによっては父母会が結成されており、保護者間の関係が非常に濃厚な場合もあるが、リベルタサッカースクールでは、お茶くみ当番や祝勝会などの保護者様の負担となるようなことは一切なし
スポ少のほかによい選択肢はないかってんならリベルタもありだな
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