低所得世帯等への給付金のみんなの反応

低所得世帯等への給付金のみんなの反応 仕事

政府はまた低所得世帯等への給付金をやるそうです

もうマジで勘弁して!もう国民が怒っています!俺が怒っています!

俺は行政にかかわる仕事の中でこの給付金を給付するシステムを導入している仕事にも携わっていた

だからこそこの給付金のニュースを見るたびに、俺のむなしい仕事の訪れを知らせるのだ

そんな物議を醸しだす給付金だがいろんなニュースを見たり、そのコメントを見ていると一定のパターンがある

この記事では国民のみんなの政府が行う低所得者世帯等への給付金に対する評価、反応を整理したい

これらのパターンを知ることで記事やコメントを読む楽しさがより一層楽しいものとなるよ!

以下の記事では、令和5年の春か夏頃給付予定の給付金を決定したと報じている記事です

政府は22日、物価高対策を話し合う「物価・賃金・生活総合対策本部」の会合を首相官邸で開いた。低所得世帯への現金給付や、地方で主に使われるLPガスの料金低減といった2兆円強の追加策を決定した。

2兆円強の物価高対策を決定 低所得世帯に現金給付

給付金のほとんどが低所得世帯と子育て世帯

国民のみんなに記憶に新しい、印象に残っている給付金といえば、国民一人一人に10万円を配った給付金だね

令和に入って少しして配られた令和2年5月の特別定額給付金

約13兆円かけて、過去に類を見ない規模の給付金が全国民にいきわたったね

それからというもの政府は毎年、毎年、不定期で何らかの形で給付金は配り続けたわけだけど

おおよそ「低所得世帯」「子育て世帯」がほとんどである

この二つに関わるもの、子育て世帯に至っては、生活困窮世帯(住民税非課税)という条件が多い

要はだいたい「低所得世帯」に属すれば給付金が受け取れるって内容

余談だけど、給付金は俺の仕事らしい

余談だけど、平成27年(2015年)くらいの当時の経済対策の給付金(平成27年度簡素な給付措置(臨時福祉給付金))くらいから、だいたい毎年近くやっている給付金に関わる仕事に関わっている

平成26年4月の消費税率の引上げによる影響を緩和するため、所得の少ない方に対して、制度的な対応を行うまでの間の、暫定的・臨時的な措置として、簡素な給付措置(臨時福祉給付金)を支給するものです。

厚生労働省

この上の引用の文章からもわかるように、すでに当時から低所得世帯とか表現はないものの住民税非課税世帯というのは給付対象の条件としてはあったんだな

なので、令和2年の特別定額給付金が異例中の異例で、ほとんどがこの低所得世帯向けだな

ここから「子育て世帯」が追加されたり、「高齢者世帯」が加わったりする

そうやっていろんなバリエーションで給付金が繰り返されている

長くなったけど、俺は地方自治体の行政事務に係るシステムの導入に関わっているのでこの辺りの国や地方自治体のイベントにはかかわることが多い

特に給付金については、どういうわけかこうやってニュースで発表されると自治体職員からシステム導入の見積もりを依頼されるという流れがある

そして、いつも急に発生し、1か月半後にシステムを使って市民に申請書(確認書)を発送するというスケジュール感でいつもタイトなんだよと

俺の仕事は、国が示す給付金の要件の分析、システムの上流設計(要件定義)、システム設計、導入、維持保守って感じ

また、来るんだよな

今回は2023年のゴールデンウィークの前後に申請書(確認書)発送かな

まだわからんけど、そうだとすると相変わらずタイトだ

今後のニュースを注視する

低所得世帯等への給付金の国民の評価・反応

給付金を報じたり、評論する記事があるね

そして、それらの記事にコメントをする人々

これらの国民の声というのはすげーざっくりいうと以下の3つ

  1. 低所得世帯ばかりずるい系
  2. 政治家批判系
  3. 他の政策をするべき系

予め言うと、俺はどちらかというとこの国民の声同様、今回、これまで行われてきたこの給付金を良い政策だとは全く思わない

一緒に仕事をしている自治体職員さんも仕事こそ淡々とこなすものの、国民という目線では納得してやっているケースはどちらかというと少ない

仕事だから仕方がない、やるしかない

そういう気持ちはある、国やら会社やらに従わないといけないからな

だけど、いつも納得いかねぇ気持ちでいっぱい

それらを遠慮なく批判している記事やヤフコメで言いたいことを言っている人たちに敬意を払いつつ、共感し、同調し、ストレスを発散している

そしていろいろ見ているうちになんとなくこういうパターンだな

読めたぞ

だいたいこのパターンで国民は文句言うてると気づいた

そういう経緯であることをご理解いただきたい

低所得世帯ばかりずるい系 [感情レベル:★★★]

すでに述べたようにおおよそ給付金はこれまで低所得世帯、低所得の子育て世帯、低所得の高齢者世帯に配られることが多いし、それが通常運用

それらをともかく感情に言っちゃっている系

  • 低所得世帯ばかりせこい、ずるい
  • 物価高騰対策とかいうけど、物価高騰して苦しいのは俺らも一緒だろ?
  • 税金をだれが納めているんっていうんだ、俺らにも給付金をもらえる権利があるだろう

気持ちはわかる!

ただ実際自分も声を大にして言えるかというと、多分言えない

なのでこれらのコメントを言っている人を見ると「言ってやれー」「誰かこういう声もあるよー聞いてくれー」という気持ち

政治家批判系 [感情レベル:★★]

いわゆる選挙のため、票田を獲得するためのばらまき政策だという批判

長らく政権を維持している自民党、公明党

今回のこの給付金ニュースもこの2023年4月に控える地方統一選挙の前の発表

ここ最近顕著だと思うが、給付金が決定するニュースのあとには大きな選挙が控えているケースが多い

つまり、そういった国民の指摘、批判は一定的を得ていると思う

  • 選挙前のばらまきなんだろう?どうせ政治家の保身だろ
  • 誰に向けて政治しているんだか、誰が国を支えていると思っているんだ
  • 低所得世帯のほとんどが高齢者世帯、投票率が高い高齢者が大部分を抑えようとしているのは見え見え

政治家さんは一度、過去の給付金発表と大きな選挙のタイミングについて、面と向かって国民に説明をしてほしいものです

今回の給付金は今年度の余った予備費の有効活用とかいうが、それならば、「物価高騰対策」じゃないよな

物価高騰対策に2兆円ありきはおかしくないか

対策というなら、対策案を考えてから予算だろう、順番が逆だ

予算から対策ってのは単なる方便だな

他の政策をするべき系 [感情レベル:★]

いわゆる経済論者風、いや実際に経済学者もいらっしゃると思うんですが

感情に任せて言うタイプとは一線を画し、冷静に問題点を指摘する

そのためヤフコメだけに関わらず、おおよそこれらの批評をするのは記事になっていることが多い

  • 本当に困っている人に届いている政策なのか、効果は限定的。今一度考える必要がある
  • 物価高騰対策となっているのか、それこそ減税のほうが効果がある
  • 公平性の観点でうんぬん

記事で言うとこんなんがそれに該当します

これは俺では言えないレベルまで分析されていますね、すごいですね

というわけでまとめ

毎年毎年やってくる政府が行う低所得世帯向けの給付金

また今春も給付金があるよーというニュースがあった

これらのニュース記事やコメントを見ていると、国民の怒りがにじみ出ているのがよくわかります

そして、その記事やコメントの論調には一定のパターンがある

今回のこの記事ではそのコメントなどのパターンについて簡単に紹介した

俺としては、給付金をもらえないということより

本当にこんな政策を「物価高騰対策」とか言って、満足している政府、国が心配ということ

もっと広く、国際的な観点で見た日本の姿、少子高齢化が進んだ日本、金融状態が終わっている日本

このようなマクロな視点で優先順位をつけて対応しているとは思えないし、それらを日本の頭のいい人たちが真剣に考えた結果だとすると

「うそだろ」

と言いたい

(※ドラマ『大病院占拠』櫻井翔の名言「うそだろ」)

なおば

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